100円ショップFLET’S(フレッツ)・百圓領事館が運営する『100円のチカラ』レポーターの“すみ”です。
すみ家は電化製品が多いので、よく電源タップに頼っています。
そろそろ買い換えたいなぁと思っていると…
な、なんと100均で売られているではありませんか!?
でも安全性は大丈夫?
使い心地は?
今回はそんな疑問を、家電量販店で働いた経験を持つその道のプロ、
FLET’S・百圓領事館 家電担当バイヤー須藤さんに教えてもらいました!
FLET’S・百圓領事館では、電気用品安全法にクリアしてPSEのマークが付いたものが売られているそうです。
ん? 「電気用品安全法」って何でしょう。初めて聞く名前です。早速、確認してみました!
日本国内で一般的な100Vコンセントに接続して使われる、ほぼ全ての民生用電化製品が対象となる安全規格です。
つまり、家電店で販売しているものと共通の基準をクリアしているってことですね。
また電源タップは高い安全性が要求される特定電気用品で、厳重に審査される電気製品のため、菱形のPSEマークが付いています。
なるほど! これなら、FLET’S・百圓領事館にならんでいるものの中から、安心して好きな商品を選べます。
大元のコンセントプラグに絶縁カバーが付いている商品なら、トラッキング火災を防止してくれますよ!
(トラッキングはコンセントやプラグの隙間に埃が溜まり引き起こされる火災です。)
まずは、どこで使うか、いくつくらい口が必要かを見極めてから買いに行った方が良さそうですね。
電源タップは、11月の後半から年末にかけてが一番売れる時期なので、商品も充実しています。
大掃除などで家具配置を見直したり、コードの劣化で買い換える方が多いですね。
次によく購入されるシーズンは、新生活の始まる3月〜4月です。
写真左から順に
この他0.75m 1個口タイプと0.5m 3個口タイプがあり、この2種類はそれぞれ100円で販売されています♪
3mあるとかなりの距離まで届きそうですが、場合によってはコードが余ってしまって邪魔になることも…。
用途に合わせて、長さもしっかり選びたいですね!
300円ということもあってか、現在の一番人気は⒈5m 3個口タイプです。
3mは1個口タイプですが、量販店などで大体800円以上で売られているため、こちらも人気ですね!
写真左から
どちらも、もう1つのコンセント口を潰さないように作られています。
キッチン周りでは、トリプルタップなど場所を取らないスッキリしたタイプが活躍します。
家の間取りにもよりますが、線が長いと家電で踏んでしまうこともありますので。
知らないうちに、冷蔵庫やコタツなどの重い家電にコードが噛んでいる状況が一番恐いんです。
そこから断線もしくは発火してしまう事もありますので、スッキリした状態にしておくのが大切ですね。
電源タップは、小まめに掃除をする事が大切です。
できるならひと月に一度が理想ですが、難しい場合は3ヶ月に一度の目安で掃除しましょう!
コードの埃や油汚れは火災の原因になりますし、点検も兼ねて小まめに掃除をすれば長持ちしますよ。
点検した際に、コードのどこか一部分が異様に熱を持っていたら即交換しましょう!
お掃除の際は乾いた布か、埃取りワイパーなどを使うと良いですよ。
ズバリ、タコ足配線はNGです!
便利なのでつい色々差しすぎて制限の1500Wを超してしまう方も多いようです。
特に瞬間的に電力が上がってしまう家電は注意が必要で、ドライヤーのMAX使用時は意外と電力がかかるので、合計1500Wを超えてしまう場合があります。
テレビ周りやパソコン関連は、意外と電力がかかりません。
ノートパソコンでも最大W数が120W以下の物が多いですし、レコーダーでも10〜15Wくらいなので、そこまで危険はないですね。油断は禁物ですが…。
キッチン周りは要注意です!
電子レンジは単機能の物で500〜600W、多機能タイプは1300〜1500Wの物もあります。
あと一番恐いのが電気ポットですね。ホットプレートなどを併用してブレーカーが落ちることがありますので、よく注意して使用しましょう。
同じ配線で規定値を超えてしまうと、ショートしたりブレーカーが落ちてしまいます。
違う部屋のコンセントであっても、近くにある場合、実は配線が同じ事もあります。
ご家庭によって配線状況が違うので、ご確認くださいね。
延長コードの継ぎ足しは、タコ足配線にならないようにだけ気を付けてください。
今ご紹介した延長コードは、国内使用のみになっております。
国内は100V、海外は国によって違いますが大体220Vくらいで、プラグの形状が違う場合もあります。
安全面を考えて、海外での使用は避けてください。
節電スイッチ付0.9m 3個口タイプがイチオシです。
コンセントをさしっぱなしにしていると、微弱ながらも通電しているので、電気メーターが回ってしまいます。
このタイプであれば節電スイッチがついているので、安全面でも経済面でもおすすめです!
本来は、コードを傷めないように、L型プラグを壁に這わせてつけた方が良いんですが、状況によってはそうできないこともありますよね。
そんなときにも大丈夫なように、この商品はプラグがスイングするように出来ているんです。
コードまとめるやつが欲しいなぁという時は、結束バンドやコードホルダーを使いましょう。
延長コードもスッキリして安全ですし、見栄えもいいですよ♪
配線モールやコードホルダーで引っ掛からなくなるので、子供対策にもいいですね♡
コードをまとめる際は、折れた状態やキツく縛ったりせずに円型にゆるくまとめるか、8の字にゆるく巻いて真ん中を調節可能なバンドなどで留めると傷みません。
延長コード本体にもトラッキング防止が付いているのですが、こちらのプラグ安全カバーも併用するとさらに安全なのでオススメです !
須藤さん、初心者のすみにイチからの説明、ありがとうございました!
※使用前にはよく注意事項をご確認の上ご使用ください!
コードまとめるやつが欲しい方はこちら♪
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